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MacbookPro16のOSをBig Surにアップデートしたところ、VirtualBoxの仮想マシンが動かなくなったので対応。

公式では最新版で対応済みとあり、
VirtualBoxのバージョンが最新ではなかったのでVirtualBoxからアップデートしようとしたのですができず、
公式サイトからインストーラをダウンロードしてもアップデート失敗しました。

結局、コマンドラインからならばアップデートできるようです。
1. ターミナルで「brew cask install virtualbox」を実行し最新版へ更新
2. ポップアップに従い「セキュリティとプライバシー」の設定を「許可」
3. 再起動
で無事起動しました。

また、OSアップデート前にVirtualBoxを最新版にしている場合は、
おそらく以下のサイトの方法で対処できるのではと思います。
(ターミナルから「セキュリティとプライバシー」での許可を指示する必要がある?)

macOS Big SurでVirtualBoxが動かないので対応した話

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①の続き

SNSに「システムエンジニア」と「独立/起業しました」と自己紹介文に書くと、
メッセージ機能を使ってコンタクトを取ってくる人たちがいます。

いや、こちらも独立したてで顧客や案件を探しているし、
コンタクトされることを期待してSNSを活用しようとしているわけですが。

経験上、ネットや電話を介してくる話はほとんどがハズレです。
アポを取って直接会って、関係を深めつつ相手を見極めてと、
とにかく時間をかけてふるいにかけ、信頼に足る顧客や案件を選り出していくトライアンドエラーの作業が必須です。

とはいえ、独立/起業したての時には経験も少なく、コンタクトの中に潜む危険に鈍感です。

例えば、こんな話がありました。

「非常に将来性のあるビジネスモデルを考案したのだが、
だが、システムの開発が必須で、自分にはその能力が無い。
ぜひあなたに手伝ってもらいたいので、検討してもらえないか」
という感じのが最初のメッセージ。

とりあえず話を聞きますよ、と返事をすると、
枚数だけ非常に多いが、要約すると
「国をまたぐECショッピングモールはまだ無いから、
これを作れば世界でナンバーワンになれる!」というだけの、
数字の根拠もない事業計画書を送ってきました。

当時はYahoo!や楽天が海外対応を始めていて、
Amazonの台頭も顕著だったタイミングなのにも関わらず、
「今から始めるビジネスなので、先に払うものが無いが、
絶対にうまくいくビジネスモデルだから、
そのリスクは、申し訳ないが自分と一緒に、あなたもかぶってほしい」。。。

この時点では、僕も無下にすることをせずに、
市場調査があまいこと、すでに大手が同様のサービスをしていること、
とはいえ、まだ食い込む余地が無いわけではないから、
市場調査と差別化のアイデアを考えてみてはどうか、と返したのですが、、、

返ってきた返事は、
「じゃあSNS機能と翻訳機能を入れればオンリーワン!
モールのプログラムもあなたのフルスクラッチのオリジナルでオンリーワン!
他がすでにやってても、2番手、3番手でも成功例はいくらでもある!
アイデアよろしく!」

えっと、それって要するに、
あなたはECショッピングモールやるよーと旗振るだけで、
手間もリスクも全部、僕が引き受けるって話じゃん!?

と指摘すると、相手は逆ギレして去っていきました。

以前の記事でも指摘しましたが、こちらに対して先にリスクを負わせようとする話は、基本地雷です。
上の例ではダメすぎるビジネスプランでしたが、
非常に魅力的であったとしても同じ。

本当に社長としての器量があるヤツは、
どんなリスクを負っても助けになりたいと思わせるほどのカリスマや信頼を持っているか、
身を粉にして、プライドを売り捨ててでも先に金を引っ張ってくるか。
それができるヤツです。

こちらにリスクを転嫁する時点で信用してはいけないと、僕は思います。

さて、続きは次回。
残念ながらまだまだ色々あったんだ、本当に(笑

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キャッチ

独立、起業すると決めて、
個人事業主登録や法人登記をすませ、
仕事でお世話になった人や友人たちに報告し、
SNSやクラウドソーシングなどに登録して、さて準備完了!

といったタイミングで、
狙ったようにやってくる仕事の依頼、儲け話や勧誘の数々。

普段なら明らかに怪しいと思うようなものですが、
起業直後はどうしても浮かれてしまって冷静ではなく、判断を誤りがちです。

そこで、僕が遭遇した話、失敗した話を見て冷静になっていただければ!

まず独立後すぐに話がきたのが、月収150万以上の案件がふたつ。

一つ目は風俗サイト制作です。

残念ながら人間のさがで、エロは儲けやすい(ぼったくれる)。
「まずは稼ぐのが先だよ、お金さえあれば、その後いくらでも夢を叶えられるよ」
そんな口説き文句で説得してきました。

稼ぐのが先というのは一つの真理ですし、
またエロ関連の仕事を卑下するつもりもありませんが、
叶えたい夢があって独立したならば、
たぶんエロ関連の仕事に携わった経歴はプラスには働かないでしょう。
当然、当時の僕もお断りしました。

二つ目は逆SEO。

あまり聞きなれない言葉ですが、
SEOとは反対に、Googleなどの検索で、指定のページを上位に表示させないようにすることです。
仕事としては、特定の個人や企業から依頼を受け、
その人や企業、提供するサービスなどに対する悪評が検索に引っかからないようにするというものでした。

風俗の件は自分のイメージに関わる、というだけでしたが、
こっちはめちゃくちゃグレー。
謂れなき悪口で炎上している、とかならまだしも、
詐欺まがいのサービスの体験談なんかを軒並み隠すような話ばかりで、即、辞退しました。
正直、月1000万もらっても割にあわんよ。リスク高すぎる。

さて、続きはまた今度

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自分の感想としては、経験があったほうが良かったです。

できれば数百人以上、中堅以上のSIerならなお良し。

このくらい以上の規模でないと、
100人以上関わるような大規模チームでの開発や、
億を超えるお金が動く案件を経験できません。

人は経験していないことには理解が及ばないものです。

お客さまは知識がないから専門家に頼むので、
結構とんでもない要求をしてきます。
数千万~一億くらいかかるような高難度の案件を、
100万円で作って!なんてことはザラにあります(というか、あった)

何度か経験しておくと、
要件を聞いただけで、肌感覚である程度の予算感がつかめるようになります。
上のような地雷案件を避けるだけでなく、
お客様の予算に合う範囲での代替案を提案するといった対応もできるようになり、
お客さまの信頼を得られるようになります。

また、起業したてで手掛ける案件は、数十万円程度のWebやシステムが多いと思います。
最初から独自のサービスを作るとしても、ひとり~数人での小規模チーム開発です。
他の人との比較が無い環境では、自身の力量を勘違いしたりしますし、
プログラムの品質が上がらないなどの問題が出ることもあります。

対して、大規模チームでの案件をやっていると、
必然的に他のエンジニアとの接触が増えるので、
エンジニアとしての自分の力量を客観視できるようにもなります。
また、チームを統率するための方法論、
品質を担保するためのレビューやテスト手法などが学べる機会もあります。

大きい企業は、起業時から会社が成長していく中で発生する
様々な課題やトラブルを乗り越えてきた先輩ですから、
学べるものは積極的に学んでいきましょう!

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独立したての頃はよくWeb案件を受けていたのですが、
まず最初に困ったこと。

デザインや素材がAdobeのソフトウェア(PhotoShopやIllustratorなど)形式で渡される

僕の前職は割と大きなSIerだったので、
素材の切り出しや細かいデザインの直しなどを専門で担当するエンジニアがいたのですが、
独立したら全て僕一人でやらなきゃいけません。

が、駆け出しにAdobeのソフトはクリエイティブクラウドでも結構フトコロが泣くわけです。

そんな時の一時避難に、フリーでオープンソースの代替ソフトウェアがあります!
・PhotoShop互換:GIMP
・Illustrator互換:Inkscape

完璧に互換してる、とはいえない部分もありますが、
一時しのぎにはなんとかなります。
また、自分でデザインを作る、といった場合には、
十分な機能を備えていますので結構重宝しますね。

僕は簡単な素材を作るときには、いまだにこれらのツールを使っています。

また、補足として。
Office系は今ならGoogleのドキュメント、スプレッドシート、スライドで代替できます。
また、スマホであれば純正のOfficeアプリが無料で使えますね。
僕の起業時にもあれば、、、(笑